ひだまりファーム
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第1回助成事業に採択されました
あきたスギッチファンド
東日本大震災「三国こども支援ファンド」(第2回)に採択された大仙市西仙北グリーンツーリズム推進協議会の事業に、ひだまりファームは共催として参加しました。

この事業で使用したお米は、ひだまりファームで作ったお米です。
お米作りの様子

【事業名】
震災支援 きりたんぽで元気! 〜テーマは「食」!〜

【実施期間】
平成23年11月12日

【事業内容】
東日本大震災で被災した宮城県東松島市でグリーン・ツーリズムに取り組んでいる「東松島GOO♪りずむ」と共同により、東北ツーリズム大学・東松島キャンパスを開催。当協議会は、調理体験「繋げよう地域の食文化」できりたんぽづくりを行い、地域の方、支援に集まっている方の交流を通して地域の元気回復につながる取り組みを行う。

【目的】
東日本大震災の被災者や支援に集まった方々を対象に、実際に起きた甚大な被害の状況や、被災された方がどのように行動しどんなこと考えたかを聞き、「いのちと食の大切さ」について考える。また、「きりたんぽ鍋」のワークショップを通して秋田の食文化にふれてもらい、集まった方々と楽しい時間を過ごし、食を通して「人と人」「地域と地域」の交流を行い、被災者や支援している方々が元気になることを目的とする。

○期日 11月12日(土)
○場所 東松島市
○内容 
①ワークショップ「きりたんぽ」づくり②パネルディスカッション「いのちと食を考えよう」③意見交換会④被災地見学⑤交流会
○参加   西仙北グリーンツーリズム推進協議会8名
      東松島GOO♪りずむ、ひだまりファーム、
      一般参加者50名

【きりたんぽ作りの様子】
お米をつぶしています。石巻からの参加者です。

千葉からも応援に来てくれました。初めてきりたんぽを作る様子

きりたんぽを焼きます。だんだん焼けてきました。

みそたんぽも作りました。きりたんぽ鍋を作る様子

味の調整中です。みんなで美味しくいただきました。

【結果・ふりかえり】
参加者は、東松島の被災者でもあり支援者でもある方、九州から青森まで支援にきている方などで、総勢60名程度である。「きりたんぽづくり」や、「みそたんぽづくり」「きりたんぽ鍋づくり」のワークショップには30人程参加した。昼食のメインの一つとして提供したことから、秋田のきりたんぽを全国に紹介することができた。地元スタッフと行った交流会では、「だまこ鍋」も提供することができた。地元の方から、「このように全国から集まっていただき、応援してもらえることで大変元気づけられる」という言葉をいただいた。

当協議会の参加者8名で60人分のきりたんぽ鍋を作ることから、懸念があったが、ワークショップの参加者が協力的で、「たんぽは、棒の上からつけるの?下から?」、「出汁はやっぱり比内鶏?」「せりは根っこも食べるの?」などわいわい・ガヤガヤ賑やかに行われた。昼食での評価も良好で秋田の食文化を伝えることができた。被災者の話や意見交換会では、当事者でなければ聞くことないできない内容が多く、参加者に命の大切さを強く焼き付けるものであった。ふりかえりとしては、現地に行き、被災者や支援者の話を聞くこと、一緒に話すこと、一緒に前向きな活動をすることの一つ一つが、元気づけることにつながることが理解できた。また、被災者は、自立に向けて活動している。自立の度合いにより支援の姿は変わってくる。これからは、東松島を訪れ観光すること、産地のもの購入するなど産業支援につながる活動が必要であることが理解できた。今後も引き続き交流活動を行っていく計画である。

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