ひだまりファーム
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第1回助成事業に採択されました
あきたスギッチファンド
【事業名】
環境および食料問題に対する意識を啓発する事業

【実施期間】
平成21年7月21日〜平成22年2月2日

【事業目的】
環境および食料問題をの身に降りかかる問題と受け止め、ライフスタイルの見直しを図る。

【事業内容】
環境に優しいバーベキュー講座
環境への取り組みが世界的潮流ではあるが、個人の生活水準を下げることや娯楽を規制することはできず、また、その権利を誰も有していない。ともすれば、個人が娯楽を行う中で1)必要な食材を必要な量だけ買うこと
2)環境負荷が少ない洗い物(合わせて水問題)について学ぶ。

農業体験企画(毎週1回、4カ月)
田んぼ、畑仕事を作物の収穫まで体験させる。食の大切さを知ると同時に、農家と触れ合うことで秋田の一次産業への理解を深める。

【成果・目標】
①参加者が企画後にグリーン購入、環境負荷が少ない洗い物を実践するようになる。
②参加者が食に関する意識とライフスタイルを見直す。
環境問題は日々の暮らしの中で直接とらえにくく、問題意識を持つことが難しい。しかし、環境は暮らしの基盤であり、環境問題は生存にかかわる問題であることを伝えていく。そして、新たな環境活動家を生み出し、接続可能な社会の構成員を増やすことが目標である。
→結果
2つの企画を合わせて、参加者が食の大切さを見直し、環境負荷の少ない買い物、食料廃棄、洗い物を実践するようになった。

【事業体制】
①プロジェクトリーダーを選任し、プロジェクトリーダーを筆頭に企画・運営を行う。プロジェクトリーダーは役員会議で会員の中から選任する。
②会長が百笑村と連絡を取り合う。担当は週ごとに交代する。担当は会員と事業に協力してくれるサポーターの中から決める。

【事業終了後】
これからも食料問題をキーワードに環境意識の啓発を行い、環境活動家の人口を増やし、環境に調和した地域づくりを目指す。特に若い世代の人たちは、石油の枯渇や食糧危機に直面する可能性があり、自身の身に降りかかる問題として認識してもらいたい。本当に熱心にならなければいけないのは若い世代の人たちである。そのため、本事業を継続するとともに、活動家のネットワークを作る事業も展開していく。また、農家から多大な期待を受けており、それに応えるべく農業振興にも力を入れたい。



ふりかえり(自己評価)
活動の公共性について
農家と触れ合うことで、参加者は食の生産、一次産業について理解を深めた。

活動の具体性について
多岐に渡る社会問題の中で「食」にテーマをしぼったので、集中した食に対する企画(生産から廃棄まで)を実践することができた。

費用の妥当性について
米作り体験は田植えから収穫まで数カ月に渡る体験であったため、交通費が多くかかった。人件費はいっさい取っていない。

活動の継続性について
環境問題は世代間倫理のもと、数十年先まで考えなくてはならない。そのため、我々は持続的な社会の構成を目指し、環境問題と向き合ってこれからも活動していく。

活動の独創性について
バーベキューや農業体験といった楽しい要素を加えることで、学習企画であるにも拘わらず意欲的に参加してもらえた。

事業全体をふりかえって
週に1回のペースで農家に通ったが、米作りに必要な農作業をほんの一部しか体験できなかった。農作業を理解するにはもっと頻繁に通う必要があった。結果として、我々も参加者と共に食について学ぶ形になった。環境企画は単発であったが、これからも環境問題を楽しく考える企画を続けていきたい。
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