第1回助成事業に採択されました
 |
 |
1．設立趣意
我が国の食料は６割以上を海外から輸入しており、先進国の中では食料自給率が最低である。食料の輸入は特定の少数の国に依存しているため、我が国の食料供給は相手国の供給余力に左右されやすい。この問題を解決するには、国内生産物の需要を高める必要があるが、食生活の変化から国内生産物の消費量が減少し、農地・農家の減少を引き起こしている。さらに、森林減少や砂漠化などの環境問題、2050年に世界人口が90億人になると言われる人口爆発の問題が、食料供給の不安定感を高めている。それにも拘わらず、我々は食料の食べ残しや手つかず商品により、食料の大量廃棄を生み出している。我々は、食料危機を自分の問題として受け止め、未来のことを考えなければならない。
そこで、食料の未来を確かなものにするために、食料・農業・環境の諸問題について、地域と連携・交流することで問題解決を図ることを目的とし、ひだまりファームを設立する。
2．事業
①食料・農業・環境の問題性を啓発し、ライフスタイルの見直しを図る事業
②食料・農業・環境の問題意識を持った人たちと協働するためのネットワークをつくる事業
③諸問題を正しく理解するための勉強会の開催
④前各号に掲げるもののほか、会の目的を達成するために必要な事業
平成20年12月24日
草皆 新
稲部 ひとみ
林 恵美
淡路 幸夫 |
|
|
